トイレ壁紙や床材の選び方|失敗しない内装リフォーム
投稿日:2025.09.30
はじめに
トイレのリフォームで忘れがちなのが、壁紙や床材といった内装です。見た目やデザインだけで選んでしまうと、掃除や耐久性の面で後悔することもあります。
この記事では、トイレの壁紙や床材の選び方を、失敗しないポイントとともに整理してご紹介します。
トイレ壁紙(クロス)の選び方
1. 防水・防汚性能をチェック
トイレは水や汚れが付きやすいため、防水・防汚加工されたクロスを選ぶこともポイントです。
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表面がツルツルしたタイプ → 汚れが付きにくく掃除しやすい
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抗菌加工付き → 衛生面で安心
2. 色や柄で印象を変える
壁紙の色や柄でトイレの印象は大きく変わります。
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明るい色 → 空間が広く見える
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濃い色や柄 → 個性的で高級感を演出
小さな空間なので、落ち着いたトーンやアクセントクロスを使うのが人気です。
3. メンテナンス性も考慮
トイレのクロスは湿気やにおいの影響を受けやすい場所です。
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消臭機能付きクロス → 匂い対策に有効
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耐水性が高いクロス → 掃除時の水拭きが可能
トイレ床材の選び方
1. 水に強い素材を選ぶ
トイレは水はねや掃除の際の水濡れがつきもの。
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クッションフロア(CF) → 水に強く掃除しやすい
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タイル → 耐久性が高いが、目地の掃除が必要
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フローリング調CF → 木目の温かみと水耐性のバランスが良い
- TOTOハイドロセラ→優れた抗菌・抗ウイルス効果に加え防臭効果でにおいも防ぎます。一般的な床材よりも高価なのがネックです。
2. 滑りにくさも重要
高齢者や子どもがいる家庭では、滑りにくい素材を選ぶことが安全面で大切です。
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床材の表面に滑り止め加工がされているタイプがおすすめ
3. デザインと耐久性のバランス
床材は汚れや傷が目立ちやすいため、
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柄や色で汚れが目立ちにくいもの
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長期間使える耐久性の高い素材
を選ぶと、掃除やメンテナンスの負担が減ります。
トイレ内装リフォームで失敗しないポイント
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掃除のしやすさを最優先にする
→ 壁紙も床材も水や汚れに強い素材を選ぶ -
狭い空間を広く見せる色・柄選び
→ 明るめの色やアクセントクロスでバランスをとる -
耐久性とメンテナンス性を確認
→ 掃除のしやすさと長期間使える素材かを確認 -
トータルコーディネートを意識
→ 壁・床・便器・収納の色味や質感を揃えると統一感が出る
まとめ
トイレの壁紙や床材は、デザインだけでなく 掃除のしやすさ・耐久性・安全性 を考えて選ぶことが失敗しないポイントです。
防水・防汚・抗菌・滑りにくい素材を意識し、色や柄で空間の印象を工夫すると、快適で清潔なトイレ空間が実現します。
リフォームを検討する際は、信頼できる業者に相談しながら、使いやすく美しいトイレを作りましょう。
✅ FAQ(トイレ壁紙や床材の選び方)
Q1. トイレの壁紙はどんな素材を選べばいいですか?
A. 防水・防汚・抗菌加工のある壁紙がおすすめです。水はねや汚れが付きやすい場所なので、掃除がしやすいツルツルした表面のクロスを選ぶと安心です。
Q2. トイレの床材はクッションフロアとフローリング、どちらが良いですか?
A. 掃除のしやすさと耐水性を重視するならクッションフロアがおすすめです。木目調のデザインも多く、フローリングの雰囲気を取り入れながら水に強い内装が実現できます。
Q3. トイレの内装リフォームにかかる費用はどれくらいですか?
A. 一般的に壁紙と床材の張り替えで3万〜10万円程度が相場です。素材や施工範囲によって価格は変わるため、施工業者さんとよく相談しましょう。
Q4. 狭いトイレを広く見せる内装の工夫はありますか?
A. 壁紙を明るめの色にする、またはアクセントクロスを一面に使うと奥行きが出て広く感じます。床材も明るいトーンにすると効果的です。
Q5. トイレの壁紙や床材はどのくらいの周期で張り替えるべきですか?
A. 使用状況によりますが、一般的には10年前後が目安です。汚れやシミ、剥がれが目立つようになったら張り替えを検討すると快適さを保てます。