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呉市朝日町のお客様から和式トイレリフォームのご依頼をいただきました。
鉄筋コンクリート造りのマンションの一階部分のテナント様です。
床は昔ながらの丸タイル、壁は腰板までがタイルでそこから上はペンキ仕上げの床に段差のある和式トイレでした。
テナントではよくあるのですが、トイレの部屋が四角ではなく、奥の部分に小さな凹みがありそこがデッドスペースになっていました。
鉄筋コンクリート造りの物件の多くの場合、床の段差内部には大量の砂が詰め込まれていますので、解体時に大量の砂が出ます。

まずはこの段差を解体しフラットな床にするために床の土間打ちをして乾かします。
乾燥させるために土間打ち後は三日間程度放置します。
それから壁のクロスや床のクッションフロアなどを施工し、その後便器などの設置となります。
こちらの便器はお客様のご要望でTOTOのウォシュレット一体型トイレを設置しました。
壁は腰板までのタイル部分に下地を作りクロスを貼り、腰板より上の部分は元の壁を生かすことになりました。
クロスは黒を基調とした手塗りの壁のような雰囲気のあるものを使用し、床のクッションフロアは同じく黒を基調とした木目調のものを使用し全体的にクールな印象に仕上がりました。
奥のデッドスペースの部分にはトイレットペーパーなどを収納できる棚を作りました。
土間打ちしたセメントを乾燥させる必要があったので、工事は5日間かかりましたが、大変喜んでいただけました。